半田ごてのメンテナンス
買ってきたままの半田ごてはたいてい温度が上がりすぎる傾向があります。
高温になるとこて先がめっきがはがれて黒くなってはんだが溶けにくくなります。
やや温度を下げるためにはこて先を5mmくらい抜いて温度が下がるようにします。
また,こて先が黒くなったりしたものは専用の修復材で半田がのりやすくします。
高温で黒くなったこて先 |
まず大きい方のねじをゆるめてこて先を5mm抜きます |
通電して温度が上がったら修復材に突っ込みます |
こんな感じに半田が乗りやすくなります |
左が修復材「TipリフレッサーBS−2」です 半田ごてメーカーのグット(太洋電気)から販売されています。 通信販売で購入できます【630円】 |
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正しい使い方 ワット数の切り替えが付いているときは,すぐに使いたいときや 大型の部品をつけるときだけ高温側を使用する。 通常は低温側のみ使用すること。 水のスポンジは汚れを拭くときだけ,軽く先端をふく。 温度を下げないようにすること |
やってはいけないこと × こて先をヤスリで削る【せっかくのメッキがはげます】 × ペーストに突っ込む × スポンジの水に突っ込んで急激に温度を下げる |