4時間勝負の塗装方法
塗装は薄く何回も塗るのがベストですが,授業ではそんなことしてられない・・・
そこで,2時間2回で完成の方法をご紹介します。(木材,透明塗装)
- ポイント
- 肝心の下地づくりを1回の塗装で済ませ,中塗りまで2時間でする。
- 次回の2回目に仕上げ塗りする。合計3回塗りで終わり
- 塗料
- 下塗り…1回で厚みがつき,サンドペーパがきれいにできる「サンディクシーラー」
- 上塗り…乾燥が早く,仕上がりがきれいな「クリアラッカー」
- どちらも薄め液は「ラッカーシンナー」です。シンナーを使いたくない方は・・・
- 作業のポイント
- 下塗りは一度で厚みを付けるため,しっかりと塗料を刷毛に含ませ,一気に塗る。何回も刷毛を当てると,しわになったりします。
- 上塗りも刷毛にしっかり塗料を含ませて,刷毛を押しつけずに塗る。
- とかく,塗料が垂れるからとしごいて含ませない人がいますがだめです。
- しっかり含ませ,押しつけずに塗ることがポイントですよ。
- 桧の塗装
- 桧はクリヤラッカーを塗ると黄色っぽくなります。白い肌が命ですから・・・
- 「白木用ニス」とかいわれる商品があります。白く仕上がるのでいいですよ。
- また,取り扱いが難しいですが,「ウレタン塗装」が堅い表面になるのでベストです。
- 2液性が多いですが,ホームセンターなどに行くと床用塗料に1液性のウレタン塗料があります。これは固化が遅いですが簡単で便利です。垂直面はしにくいですが水平面はいいですよ。