自作コンピュータ Uedac8080A 元に戻る


昭和52年(1977)にTK80を購入して遊んだ後,S100バスが出ていた頃,TK80拡張版として自作したものです。
最終的には5インチFDD,IBM725タイプライタ,自作キーボードでテレビに白黒表示していました。自作DOS立ち上げまでできました。
ほこりにまみれていたものを掘り出して記録写真をとってみました。(2008/5/4)

CPU 8080(クロック1MHZ)
メモリー32kバイト
ビデオ 白黒 40桁×20行だったっけ??
FD立ち上げで独自DOSでTinyBasicを動かしました。

アイデアルのラック用ケースにKELLの44ピンバスの
カードを12枚差し込んでいます。
内部の右端が電源トランスやコンデンサなどです。
背面は定電圧電源のICが6つも並んでいます。
5Vと12Vです。78H05,7812
中央には冷却用ファン
右の写真の多ピンコネクタはIBM725タイプライタ用に
出しています。タイプライタの中にコントロール基盤を
内蔵しており,8ビットのデータを送出することで
一秒間に数文字印刷していました。
全景です。その当時はかっこうよかったです。
動作させると発光ダイオードがちかちかと点滅して
さも動いているようでした

前面右端にROMライター用のソケットがついて
いますが,ここは未完成でした。
この基盤は背全面パネルのアドレスやデータバスの
状態を表示する発光ダイオード点灯するものです。
右端のコネクタでパネルの発光ダイオードにつながり
ます
裏面は熱を加えると被覆がはがれる線を使っています。
これはRAM(メモリー)です。容量は8kです
アドレス8000〜9FFF
いくつかICが抜かれています。
2114(4k)×8×2
システム用のROMメモリーです。合計2Kです。
一つが256バイトのEEPROMです。
μPD454D
アドレス0000〜
FD読み込みソフトが入っている
下記のライターで書き込みました
これはキーボード用のインターフェースです。
300ボーのシリアル通信ですね
上がシリアル57109,下がパラレル8255
これがCPUボード μPC8080A
コントロールIC 8228
ICは行方不明です
8KRAMですね
2114(4k)×8×2
アドレスE000〜
キットであったFDDボードを改造しています
5インチティスクコントロールです

5インチ2D 256KBだったと思います
ディスクユニットは行方不明です
RAMボード
2114(4k)×8×4
アドレス6000〜7FFF
16kのボードです
ICが4つ外されています
バスのプルアップ抵抗のボードです

ビデオボードがあったはずですが行方不明です
これは前面パネルのスイッチ入力ボードです
パネルの左下のスイッチにつながります。
アドレスの自動インクリメントがついています
上がアドレス右下がデータで,
左下のスイッチを押すごとに
最初は一バイト(8ビット)ずつ入力しました。
右端は未完成のROMライターソケットです。
自作キーボード
裏の右上にはカセット用インターフェースの
ミニジャックが見えます(カンザスシティー規格)
下にはボーレート切り替えのスイッチとコネクタ
左下にはビデオ出力とRF出力(テレビの1チャンネルで
みていました)。

キーボード最上段にはコントロールキー(左下の写真)
右にはテンキーがあります
IBM725タイプは処分してありませんが

TK80で使っていたジャーナルタイプがありました。
スーパーなどのレジ用のジャーナルプリンタです。
右がコントロール基盤です
μPD758C
ハンマドライバのトランジスタが並んでいます。
0〜9のドラムが回転して,タイミングを計って
左のハンマーがたたきます
赤色と黒色と2色印字です

クラス,番号,点数,段階評価を印刷していました。
EPROMの書き込みのために制作したROMライター
1バイトずつスイッチで設定しては右下の赤いスイッチで
書き込んでいく。
右の写真のLEDに16進数で表示される。
消去するシステムもついています。